1991
The Jimi Hendrix Tribute Concert Live At Rockpalast 1991
CD1 Randy Hansen Band
All Star Band
CD2
DVD Randy Hansen Band
All Star Band
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リリースは1999年
featuring
Jack Bruce - bass, vocals
Peter Bursch - acoustic guitar
Michael Flexing - vocals
Randy Hansen - guitar, vocals
Oliver
Hennlich - keyboards
Jule Neigel - vocals
Manni Neumann - violine
Nidjy Ollig - vocals
Jane Palmer - vocals
Simon Phillips - drums
Herb Quick - drums
Uli Jon Roth - guitar
Zeno Roth - guitar
Tobias Stachelhaus - vocals
John Wetton - bass, Vocals
1991年にドイツで行われたジミ・ヘンドリックスのトリビュート・コンサートを収録した作品。
メインを張っているランディ・ハンセンという人の、ジミヘンものまね倶楽部会員番号30,347番程度のどうしょうもない演奏には閉口するが、途中からウリ・ジョン・ロートが仕切り直すことで、コンサート自体が立ち直っていくのが判る。
” Hey Joe ” と ” Stone Free ”
がランディ・ハンセン・バンドで演奏されたことがつくづくもったいなく、オール・スター・バンド演奏し直してほしかった。
ジョン・ウェットンは、ジャック・ブルースと同じベース&ヴォーカルで参加という厳しい状況ながら奮闘している。
バックの演奏に合わせてためか、ヴォーカルのキーがあっておらず、ちょっと苦しそうなのが残念ではあるが。
DVD
にはウェットンのインタビューも収録されており、ジミ・ヘンドリックスについてよりインプロヴィゼーションについて多く語って(語らせれて)いる。
(追加:2020年9月25日)
1994
Battle Lines ( Voice Mail ) : John Wetton
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all Vocals, Bass, Acoustic Guitar, Keyboards
エイジアを脱退 ( というか解雇? )
されたウェットンの、14年ぶりのソロ・アルバム。
アメリカでスタジオ・ミュージシャンを多く使って (
というか使わされて )
いることから、レコード会社のエイジア・ブランドに対しての誤解が未だ残っていることをうかがうことができる。
デジタル・シンセが鳴りまくる音は下品極まりなく、エイジア時代を彷彿させるようなメロディも散見するだけにとても残念。 また、その後のライブでも演奏され続けるのは2曲のみで、ウェットンにとっての本作品の位置づけは、今となってはたいしたものではないのかもしれない。
フリップの名前もクレジットされているものの、詳細はわからず残念。
Chasing The Dragon : John Wetton
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リリースは1995年
lead vocal, Fernandes bass, acoustic guitar
来日公演、そして本ライブ・アルバムとも好評であったし、今でもそう思っている。
エイジアから独立したこの段階でのウェットンが、ヒストリー・ライブを行うことに何の疑いの余地もなく、バックの元
It Bites
の情けない演奏も気にならないほどの素晴らしい出来具合である。
「 キミタチサイコダヨ 」
もファン心をくすぐる秀逸なギャグとして見事に機能している。
ウェットンのライブ・アルバムを1枚挙げろと言われれば、迷わずこのアルバムを推す。 だが、この作品を区切りにして新たなキャリアを踏んでほしかった。
1995
Akustika Live In Amerika : John Wetton
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vocal, Yairi acoustic guitar, Yamaha grand piano, Alvarez acoustic guitar, Shure microphone
” Heat Of
The Moment ”
のアコースティック・バージョンがうけたからであろうか、それとも予算の関係でバンドとしてツアーをすることができなかったからであろうか、アメリカで行われたウェットンのアコースティック・ツアーのライブ・アルバム。 聴く側としてみれば、リリースされた直後は
「 ウェットン・ヒストリー・ライブ・アコースティック編 」
的な受け取り方をして喜んでいたわけだが ( 私です
)、今にしてみればこの作品からウェットンのライヴ・アルバムの乱発が始まるわけである。
ウェットンのライブ・アルバムとして2枚目に買うものはと言われれば、ちょっと迷ってこのアルバムを推す。
Rendez-Vous 6:02 : John Wetton
リリースは1996年
ウェットンのライヴ編集盤。
” Rendez-Vous 6:02 ” は、『 Akustika 』 と 『 Chasing
The Dragon 』 から、” Hold Me Now ” は、オリジナルの 『 Battle Lines 』 と 『 Akustika
』 から収録されている。
” Rendez-Vous ” のオリジナルも収録されていたら統一感がより高まった作品になったのだが、U.K.
の楽曲が故か収録されていないのが残念。
(追加:2017年2月10日)