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John Wetton Discography / the late 1990s

1996

Live In Argentina : John Wetton

  1. In The Dead Of Night [ co-writes ]
  2. Sole Survivor [ co-writes ]
  3. Only Time Will Tell [ co-writes ]
  4. Voice Of America [ co-writes ]
  5. Book Of Saturday [ co-writes ]
  6. The Smile Has Left Your Eyes [ writes ]
  7. 30 Years [ co-writes ]
  8. Hold Me Now [ co-writes ]
  9. Quilmes
  10. Rendezvous 6:02 [ co-writes ]
  1. Thomas Lang's Solo
  2. Caught In The Crossfire [ writes ]
  3. Easy Money [ co-writes ]
  4. Battle Lines [ co-writes ]
  5. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  6. Starless [ co-writes ]
  7. Don't Cry [ co-writes ]

リリースは2003年

Vocals, Bass Guitar, Acoustic Guitar

世の中には寝かしておく期間というものが必要だと思う。 再評価とまでいかないまでも、ある程度の熟成期間をおくことによって、ある程度許せる存在になることがしばしばある。 
しかし7年間というのはあまりにも中途半端すぎる。 しかもその間もライヴ・アルバムの乱発が続くだけに、本作品に新機軸を見いだすことは全くできない。
本作品がレコーディングされた1996年は、スティーヴ・ハケットと来日してベーシストとしての輝きを見せてくれた年である。 本作品においてもベースは後の作品よりまともに弾いている。 声もちゃんと出ている。 でもそれだけである。 冒頭部分が欠けている ” In The Dead Of Night ” や、バック・バンドの無意味なソロが収録されていること等、編集する側、リリースする側にウェットンに対する愛情が欠如していることが何よりも気にくわない。
「 Starless And Bible Black 」 と言った後に、「 Don't Cry 」と平気で言えてしまうウェットンの屈託のないサービス精神を見習ってほしいと思う。
(更新:2003年4月10日)

 

No Strings Attached : Liesegang

  1. King of the Western World
  2. No Strings Attached
  3. Crying For Love
  4. Cloud Eleven
  5. Flesh and Blood [ Vocals/Backing Vocals ]
  6. White Island  ( Celina )
  7. The Thrill Of It All [ Lead & Backing Vocals ]
  8. Revenge
  9. The Night Will Soon Be Gone
  10. Cryonic Babylon
  11. Live by the Gun
  12. Waiting For The Sun ( London N.1 )
  13. Dogs ( of War )
  14. Midnite Surfer
  15. Hammerfist
  16. Sabre Danse Macabre ( Trad arr. Khatchaturian )

一時期ウェットン・バンドのギターリストを務めるとともに、ウェットンの作曲パートナーでもあったビル・ライスギャングが、自身の名をバンド名にしたバンドによる作品。 ウェットンは2曲においてヴォーカルをとっている。
バンドとはいっても、ドラム以外のほとんどのインスト・パートをライスギャングが演奏しており、演奏がハードになるほどに虚しさを感じてしまう「ひとりメタル」といった作品。
ウェットンのヴォーカルは、可もなく不可もなくといったところで、お付き合いでのセッションといったところ。 ただ、まだ肥える前ということもあり、お付き合にもかかわらず声の艶、ノビとも2000年以降のセッションとは大違いである。
(追加:2003年5月25日)

 

Kiss My Soul : Roger Chapman

  1. Into The Bright [ co-writes ]
  2. Habits Of A Lifetime
  3. A Cat Called Kokomo
  4. One More Whisky
  5. Kiss My Soul
  6. Outside Looking In
  7. Beautiful Dreamers
  8. It's All Over Now, Baby Blue
  9. Mistreated
  10. Song Of Desire
  11. Two Pieces Of Silver
  12. Really Started Something

元ファミリーのロジャー・チャップマンのソロ。 ウェットンは ” Into The Bright ” の曲作りにのみ関与。
ノリ一発の作品ではなく、全体に丁寧に作り込まれていることがわかる。 ただ作り込みが過剰になっているところがあり、ロジャー・チャップマンのヴォーカルと多少ミスマッチをおこしている。 きらびやかなバックとブルージーなヴォーカルの組み合わせは、やはりバランスが悪い。
しかし、何故ウェットンは作曲のみでレコーディングに参加しなかったのだろうか? スティーヴ・ハケットによるジェネシスをカヴァーするプロジェクトの金に目がくらんだのか?
(追加:2007年2月10日)

 

Genesis Revisited : Steve Hackett

  1. Watcher Of The Skies [ Vocal ]
  2. Your Own Special Way
  3. Dance On A Volcano
  4. Valley Of The Kings
  5. Deja Vu
  6. Riding The Colossus
  7. For Absent Friends
  8. Fountain Of Salmacis
  9. Waiting Room Only
  10. I Know What I Like
  11. Firth Of Fifth [ Vocal & Bass ]

Watcher Of The Skies ” では、ベースを弾いていないのは残念なものの、ヴォーカルは最近になく素晴らしい。 本バージョンにおいてはトニー・レヴィンがベースを演奏し、ライブではイアン・マクドナルドがキーボードでベース・パートを演奏し、結局ウェットンはハケットとの共演において本曲でベースを弾くことなく終わったことになる。
Firth Of Fifth ” は、ブルーフォードとのリズム隊が復活した記念すべき作品。 だが ” Watcher Of The Skies ” におけるブルーフォード=レヴィンのリズム隊のコンビネーションの方が上まわっていることが図らずも判明しているのが残念。

 

The Tokyo Tapes : Steve Hackett

  1. Watcher Of The Skies 
  2. Riding The Colossus 
  3. Firth Of Fifth 
  4. Battlelines [ co-writes ]
  5. Camino Royale 
  6. The Court Of The Crimson King 
  7. Horizons
  8. Walking Away From Rainbow
  9. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  1. In The Quiet Earth 
  2. Vampyre With A Healthy Appetite 
  3. I Talk To The Wind 
  4. Shadow Of The Hierophant 
  5. Los Endos 
  6. Black Light
  7. The Steppes
  8. I Know What I Like 
  9. Firewall ( Studio Track )
  10. The Dealer ( Studio Track )
  11. Los Endos ( "Revisited" Studio Versions )

リリースは1998年

Bass / Guitar / Vocal

「 ベーシスト・ジョン・ウェットン 」 の今のところ最後の輝きがこのアルバムには収められている。 クリムゾンの ( 自分が在籍していない時代の ) ナンバーを唱ったこと、エイジアの曲はまだ受けたけど自分のソロ・アルバムの曲では一瞬観客が退いたことや、一つ覚えの 「 キミタチサイコダヨ 」 等が話題になった陰で、キャリアあるミュージシャンの演奏に触発されたのか素晴らしいベースを弾いている。
この後もソロ等でスタジオ、ライブで偶につまらないベースを弾いていることを踏まえると、このアルバムの記録としての意義は高い。

 

To Cry You A Song ・ A Collection Of Tull Tales

  1. A Tull Tales
  2. Aqualung
  3. Up The Pool
  4. Nothing Is Easy 
  5. Mother Goose
  6. Minstrel In The Gallery
  7. One Brown Mouse
  8. Cat's Squirrel
  9. To Cry You A Song
  10. New Day Yesterday
  11. Teacher
  12. Living In The Past
  13. Locomotive Breath
  14. Life's A Long Song

John Wetton - Vocals ( 4 )
Ian McDonald - Flut ( 4,10 )

ウェットンのプログレ・トリビュートもの初参加作品。
この時期、ハケットのジェネシスのカヴァー作品に参加、ライヴでの演奏等、ウェットンは比較的充実した活動を行っていた。
そんなこともあってか、” Nothing Is Easy ” でのヴォーカルは堂々としたウェットンらしさを感じることができる。 それだけに、どうせならベースも演奏して欲しかったと思う。
(追加:2000年2月10日)
(更新:2006年2月10日)

 

1997

Live Struggle For Life : After Crying

  1. Viaduct
  2. Stalker
  3. Sleepin' Chaplin
  4. Little Train
  5. Suburban Night
  6. To Black... - excerpt I
  7. Intermezzo
  8. Pilgrims' March
  9. Sonata For Violoncello And Piano
  10. Burlesque
  11. To Black...  - excerpt II ( ImproVision )
  12. Goblin Dance
  13. European Things
  14. Starless ( featuring John Wetton lead vocal and bass ) [ co-writes ]
  1. Fun Fair Land Opening - excerpt
  2. Judas
  3. Windblown Waltz
  4. Struggle For Life
  5. Big Evil Fun Fair Finale - excerpt
  6. Crash And Cry
  7. Stonehenge
    CONCLUSION
  8. Conglusion
  9. Arrival Of Manticore II/1 Confess Your Beauty - excerpt
  10. Cello - Guitar Duet
  11. Piano Solo
  12. Trumpet Solo
  13. Arrival Of Manticore II/2
  14. Conclusion - Final

リリースは2000年

ハンガリーのプログレ・バンド、アフター・クライングのライブ・アルバムに1997年のブタペストで共演した ” Starless ” が収録されている。
メンバーに管楽器奏者がいることもあって、殆ど完コピ状態。 演奏もタイトで、ウェットン・バンドによるどのテイクよりも素晴らしい。 ウェットンもベースをちゃんと弾いているしね。
(追加:2000年3月10日)

 

Exiles : David Cross

  1. Exiles [ co-writes ]
  2. Tonk
  3. Slippy Slide
  4. Duo ( American and Japanese Edition Only )
  5. This Is Your Life 
  6. Fast
  7. Troppo
  8. Hero
  9. Cakes ( European and Japanese Edition Only )

” Exiles ” では、ベースを演奏していないこともあってか、クリムゾン時代より浪々と歌い上げている。 全体のアレンジもオリジナルほどではないもののそれなりに激しいが、ウェットンのヴォーカル・パートになると拍子抜けするところがある。 ” This Is Your Life ” では、妙に軽く歌っており、一聴したときにはウェットンのヴォーカルとは思えなかった程である。 クリムゾン時代の曲のカバー、フリップ、ウェットン、シンフィールドの参加等で話題になったアルバムではあるが、内容自体は最近のクロスのアルバムの中では一番ハードで緊張感があふれている。 こうした充実したアルバムにおいてこそ、ウェットンにはベースを演奏してもらいたかった。

 

Arkangel : John Wetton

  1. The Circle Of St Giles [ writes ]
  2. The Last Thing On My Mind [ co-writes ]
  3. Desperate Times [ co-writes ]
  4. I Can't  Lie Anymore [ co-writes ]
  5. Arkangel [ co-writes ]
  6. You Against The World [ co-writes ]
  7. Be Careful What You Wish For [ co-writes ]
  8. Emma [ co-writes ]
  9. Nothing Happens For Nothing [ co-writes ]
  10. All Grown Up [ co-writes ]
  11. After All [ co-writes ]
  12. The Celtic Cross [ co-writes ]
  13. Take These Tears ( Japanese Edition Only ) [ co-writes ]
  14. Magazines ( European Edition Only ) [ co-writes ]
  15. Woman ( European Edition Only ) [ writes ]

重く暗いポップス・アルバムといったところか、本作品の位置付けとしては。
フリップやスティーヴ・ハケットのゲスト参加等、プログレ的には話題の多い作品ではあるが、『 Caught In The Crossfire』 のような下世話さや、『 Voice Mail 』 のような下品さもない、地味な作品である。
とは言いながらも作品的には決して悪くはなく、個人的には愛聴している。 問題なのは本作品の質ではなく、本作品を積極的にプロモートせれなかったことだと思う。
ヨーロッパ盤には ” Woman ” が収録されており、本曲は他のライブ・アルバムでは聴くことができないだけに貴重。

 

Hazy Monet - Live In New York : John Wetton

  1. The Circle Of St. Giles [ writes ]
  2. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  3. Book Of Saturday [ co-writes ]
  4. Sole Survivor [ co-writes ]
  5. The Smile Has Left Your Eyes [ writes ]
  6. Thirty Years [ co-writes ]
  7. Hold Me Now [ co-writes ]
  8. Rendez - Vous 6:02 [ co-writes ]
  9. Quilmes
  10. The Night Watch [ co-writes ]
  11. Arkangel [ co-writes ]
  12. Battle Lines [ co-writes ]
  13. Starless [ co-writes ]
  14. Easy Money [ co-writes ]

リリースは1998年

lead vocal, acoustic guitar

先ず何よりも音が悪い。 曲間の編集もずさんで聴いていていらいらしてくる。
本ライブ・アルバムのウリはイアン・マクドナルドとの共演なのだが、2人の共演によるケミストリーは発生していない。 もしウェットンとマクドナルドの共演を堪能したいのであれば、スティーヴ・ハケットの来日公演のライブ・アルバムを購入するべきである。
初めて聴いたウェットンの作品が本作であった人に対して、別の作品を聴くことを薦めている日本語ライナーも情けないが、実のところそんな人がいるわけないことがもっと情けない。

 

Live In Tokyo 1997 : John Wetton

  1. Sole Survivor [ co-writes ]
  2. I Can't Lie Anymore [ co-writes ]
  3. Battle Lines [ co-writes ]
  4. John Young Solo
  5. 30 Years [ co-writes ] ~ Hold Me Now [ co-writes ]
  6. Rendez - Vous 6:02 [ co-writes ]
  7. Thomas Lang Solo
  8. Easy Money [ co-writes ]
  9. In The Dead Of The Night [ co-writes ]
  10. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  1. The Smile Has Left Your Eyes [ writes ]
  2. Night Watch [ co-writes ]
  3. Only Time Will Tell [ co-writes ]

このアルバムは醜い。
ライブ・アルバムのリリースの理由のひとつに海賊盤対策があるが、本アルバムは海賊盤対策というより「海賊盤が売れるくらいなら儲けることできるだろう」という本末転倒な意向が感じられるからである。
あまりにもひどいクレジット・ミスの連発、バンド・メンバーのソロを収録という信じられない選曲等、アルバム制作側にウェットンに対する愛情の欠如が著しい。 
こじんまりとしたライブ・ハウスで行われたライブ自体は(アンサンブルに対する認識が欠如したバック陣こそいただけなかったが)手堅く楽しめるものであっただけに、その雰囲気が全く伝わらないことが残念でならない。

John Wetton 1997.10.4 Club Quattro

 

Live In Osaka : John Wetton

  1. The Circle Of St Giles [ writes ]
  2. The Last Thing On My Mind [ co-writes ]
  3. Sole Survivor [ co-writes ]
  4. I Can't Lie Anymore [ co-writes ]
  5. Battle Lines [ co-writes ]
  6. John Young Solo
  7. Arkangel [ co-writes ]
  8. Emma [ writes ]
  9. The Smile Has Left Your Eyes [ writes ]
  10. Night Watch< [ co-writes ]
  11. 30 Years [ co-writes ] ~ Hold Me Now [ co-writes ]
  12. Only Time Will Tell [ co-writes ]
  1. Rendez - Vous 6:02 [ co-writes ]
  2. Thomas Lang Solo
  3. Easy Money [ co-writes ]
  4. In The Dead Of The Night [ co-writes ]
  5. After All [ co-writes ]
  6. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  7. Starless [ co-writes ]
  8. Easy Money [ co-writes ]

リリースは2003年

皮肉を言うのを飽きてきたのでストレートに書く。 最低のアルバムである。
既に1997年の来日公演については 『 Live In Tokyo 1997 』 がリリースされている。 曲数が増えていることなど全くウリになっていない。
曲のクレジット、メンバーのクレジットがでたらめである。 毎度のことであるがウェットンのライヴ・アルバムを粗製する側に、ウェットンに対する愛情が全くない。
編集もひどい。 音質を改善しようとする努力が全く感じられない。 それにも拘わらず、曲間に挿入される歓声は他から持ってきているのが明らかである。 1枚目こそ自然に聴けるが、2枚目などアリーナ・クラスの歓声である。
演奏も酷い。 ミスが多く声も出ていない。 
私は1997年のライヴは、東京のクアトロで観ている。 文句を言いながらもそれなりに楽しんだ記憶がある。 そんな1997年の想い出を粉砕するだけの破壊力を本作品は持っている。
(更新:2003年8月25日)

 

Schizoid Dimension ・ A Tribute To King Crimson

  1. Talking Drums :Controlled Bleeding
  2. Exiles ( Edit ) : David Cross
  3. Red : Brand X ( West )
  4. Neil And Jack And Me : Brand X ( East )
  5. Moon Child : Chrome
  6. Lark's Tongues In Aspic ( Part 1) : Melting Euphoria
  7. A Sailor's Tale : Alien Planetscapes
  8. Cirkus : Architectural Metaphor
  9. 21st Century Schizoid Man : Pressurehed
  10. I Talk To The Wind : Astralasia
  11. Cat Food : Xcranium
  12. Red  : Spirits Burning
  13. In The Wake Of Poseidon : Solid Space

他のトリビュート・アルバムへの参加と、本作品は位置づけが若干異なる。
ウェットンが参加している ” Exiles ( Edit ) ” は、この作品のためにレコーディングされたのではなく、クロスのソロ・アルバム 『 Exiles 』 収録曲のエディット・ヴァージョンである。
(追加:2000年2月10日)
(更新:2006年2月10日)

 

Progfest '97

The John Wetton Band

  1. In The Dead Of Night [ co-writes ]
  2. Rendez - Vous 6:02 [ co-writes ]
  3. Starless [ co-writes ]

Le Orme

  1. Madre Mia / Prima Aqua
  2. Il Vecchio
  3. Il Fiume Pt. 2
  4. Felona & Sorona

Arena

  1. Medusa
  2. Sirens

The Flower Kings

  1. Retropolis
  2. Humanizzimo ( Part a.b.c.d )

Spock's Beard

  1. Thought
  2. Go The Way You Go

Big Elf

  1. Mindbender
  2. Sell Out

Sinkadus

  1. Neuropsychopathic Eye
  2. Attestupan

リリースは1998年

Bass & Vocals

ポップス指向を口にしておきながら、プログレのイベントに出演する矛盾を指摘することは容易い。 しかも共演しているのはB級(以下)のバンドばかり。(プログレ・ファンの方すみません)
でも、演奏自体はとても素晴らしい。 走りすぎるギター、貧弱なキーボード、不要なおかずが多すぎるドラム、裏返るヴォーカル等問題点は多いが、このラインアップでできる全ては出し切っていると思う。 格下のB級バンドを意識した結果が良い方向に出たのかもしれない。 そんなバンド意識するなよと突っ込みたくもなるけどね。
Starless ” の長尺、ロック・バージョンは、『 Nomans Land 』 がリリースされるまでは本作品でしか聴くことができなかった。

 

1998

Chasing The Deer : John Wetton

  1. Battle Lines ( Movie Version ) [ co-writes ]
  2. Chasing The Deer [ writes ]
  3. Drummossie Moor [ writes ]
  4. Prestonpans [ writes ]
  5. Mary's Theme [ writes ]
  6. Battle Lines ( Acoustic Version ) [ co-writes ]

ASIA の 『 Live In Moscow 』、『 Live In Nottingham 』 においてプロデューサーをつとめたボブ・カルサーが、テレビ局に転職して制作した映画 ( Chasing The Deer ) のサウンド・トラック。
ウェットンがアルバム 『 Battle Lines 』 をカルサーに聴かせた結果 ” Battle Lines ” がメイン・テーマに決定、さらに映画で使われる音楽の作曲をカルサーがウェットンに依頼したことにより、本アルバムの発表に至る。
” Battle Lines ” は得意のアコースティック・バージョンも収録、映画のために書き下ろした曲は、純然たるサウンド・トラック。 アレンジは当然ながらウェットンではない。

 

Sub Rosa 1998 : John Wetton

  1. intro - stabat mater
    Book Of Saturday [ co-writes ]
  2. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  3. Sole Survivor [ co-writes ]
  4. Quilmes
  5. Battle Lines [ co-writes ]
  6. Arkangel [ co-writes ]
  7. The Smile Has Left Your Eyes [ writes ]
  8. Easy Money [ co-writes ]
  9. Emma [ writes ]
  10. 30 Years [ co-writes ]
  11. Hold Me Now [ co-writes ]
  12. Rendez - Vous 6:02 [ co-writes ]

Lead vocal and Yairi acoustic guitar

さすがに残念な作品である。。 『 Arkangel 』 以降3枚目のライブ・アルバムは、『 Acoustika  Live In Amerika 』 と何の変わりもないアコースティック・ライブ。
他の作品との差異や存在価値は、無い。 ヴォーカルの衰えにも気づいてしまう。

 

Nomans Land : John Wetton

  1. Intro - Guitar Concerto
  2. The Last Things On My Mind [ co-writes ]
  3. Sole Survivor [ co-writes ]
  4. Book Of Saturday [ co-writes ]
  5. Emma [ writes ]
  6. Tatras
  7. In The Dead Of Night [ co-writes ]
  8. Bygosh!! [ co-writes ]
  9. Easy Money [ co-writes ]
  10. Rendezvous 6:02 [ co-writes ]
  11. After All [ co-writes ]
  12. Starless [ co-writes ]
  13. The Night Watch [ co-writes ]
  14. Suzanne [ co-writes ]

Lead vocal, Fernandes bass, Yairi acoustic, 12-string, grand piano

ウェットンのライブ・アルバムとして3枚目に買うものはと言われれば、迷いに迷って多分このアルバムになるのであろう。積極的に否定する要素が特にないことが、本作品のウリなのかもしれない。
様式美ギタリストが弾きまくるのさえ我慢すれば、さすがにバックの演奏もまとまってきており、選曲もそれなりに楽しむことができる。 
この後ウェットンは、 「 エイジアこけてウェットン単独来日公演 」 を1999年に行い、バック陣、選曲もほぼ同じライヴを行うことになる。
(更新:2001年1月10日)

 

Monkey Business 1972 - 1997 : John Wetton + Richard Palmer - James

  1. ( Flourish )
  2. Too Much Monkey Business
  3. Confession ( レコーディングは1976年 )
  4. Easy Money [ co-writes ] ( レコーディングは1972年 )
  5. The Night Watch [ co-writes ]
  6. Woman
  7. ( False Start )
  8. Untitled
  9. Rich Men Lie
  10. Cologne 1977
  11. The Laughing Lake 1
  12. The Good Ship Enterprise [ co-writes ] ( レコーディングは1976年 )
  13. Book Of Saturday [ co-writes ]
  14. Book Of Saturday [ co-writes ]
  15. The Glory Of Winning
  16. Starless 1
  17. The Laughing Lake 2
  18. The Laughing Lake 3
  19. The Laughing Lake 1977
  20. Magazines
  21. Starless 2
  22. Cologne 1997
  23. Doctor Diamond 1997 [ co-writes ]
  24. Starless 1997

ではいきます。
1は、レコーディング時のおしゃべり。
2は、レコーディング時期、メンバーから Jack-Knife の 『 I Wish You Would 』 の没テイクと思われる。 没テイクにふさわしい中途半端な曲。
3は、リック・ウェイクマンとブルーフォードによるセッション時の音源と思われる。 ウェイクマンのキーボードは入っていないか、中途半端なりに格好良いリズム隊である。
4は、ブルーフォードとの2人によるクリムゾン時代のデモ。 ウェットンはピアノに鼻歌。
5は、1991年ブラジルでのライブ。 この時期既にウェットンが昔の曲をアコギで歌い上げるスタイルを確立しかけていること気づき腹立たしくなってくる。
6は、『 Caught In The Crossfire 』 の最終曲のデモ・レコーディング。 1974年レコーディングと記載してあるが、あまりに嘘臭い。
7は、ギターが一鳴きしたあと、おしゃべり。
8は、中途半端なデモ曲。
9は、リチャード・パーマー・ジェイムスが全ての楽器を演奏、プログラムしているだけあって全くつまらない曲。
10は、アコギによる弾き語り。 アコギの弾き語りは、曲をしっているからかろうじてライブに受けるだけであって、新曲をやっても全く受けないことをウェットンはもっと自覚すべきだ。
11は、ウェットンのソロ・アルバムのために2人で構想を練っていたときの曲とのこと。 これも怪しい。
12は、リック・ウェイクマンとブルーフォードによるセッション時の音源と思われる。 この曲でもキーボードはウェイクマンではなく、ウェットンが弾いている。 U.K.の没曲にもならないであろうこんな曲、ブルーフォードもウェイクマンもやりたくないはず。
13は、クリムゾン時代のデモ。 ピアノをバックにスキャット。
14は、ソロでの初来日時の大阪でのライブ。 『 Chasing The Dragon 』 にも同曲が収録されているだけに存在意義は少ない。
15は、エイジアの没曲に2人が勝手に歌詞をつけてレコーディングしたもの。 つまらない。
16は、クリムゾン時代のデモ。 ピアノをバックにスキャット。
17と18は、19のデモ。
19は、その結果としてできた駄曲。
20は、『 Arkangel 』 に収録される曲のデモ。 1974年当時2人はこの曲をクリムゾン用に書いたらしいが、没にされたのがよくわかる。
21は、クリムゾン時代のデモ。 今度はギターでスキャット。
22は、駄曲である⑩を20年後の1997年に再レコーディングしたもの。 駄曲はアレンジを変更してもどうしようもない、ということを証明することには成功している。
23,24については本当の頭に来る! こんなちんけなアレンジでわざわざスタジオでレコーディングなどしてほしくなかった。 だいたいウェットンはヴォーカルしかとっていないじゃないか。 現在の自分のファンの殆どが、クリムゾンのファンであることをウェットンはもっと真摯に自覚するべきだ。

 

The Greatest Show On Earth : Martin Darvill And Friends

  1. Greatest Show
    "From the beach" excerpt
    Including Cacophony
  2. Modern Man
  3. Ceremony
  4. Greatest Show
    "Rest of our Lives" excerpt
    Including Cacophony
  5. I Must Go
    "Mother Nature" excerpt
    "Rest of our Live" excerpt
  6. I Will Love You Forever
  7. I Must Go
    Reprise including "The Greatest Show"
    "Mother Nature" excerpt
  8. Don't Touch The Marble
  9. Greatest Show
    "Paradise Is Waiting" excerpt
  10. Sodium City
  11. Circus in the Sky
  12. I Am The Future
  13. Greatest Show
    "Rest Your Weary Mind" excerpt
  14. The Only Way to Fly
  15. In Search of the Holy Grail
    Including Cacophony
  16. The Greatest Show On Earth parts 1to 6 

Vocals & Vocal Orchestration

日本語ライナーによると多分ミュージシャン兼スタジオ経営者であるマーティン・ダーヴィルの作品。 ウェットンの他に、マーティン・オーフォードを中心としたポンプ系のミュージシャンや、ドン・エイリー、ケニー・ジョーンズ、ノエル・レディング、アル・スチュアート等が参加している、セッション形式の妙な作品。
音は、プログレ・ハードというよりはポンプ・メタルといった内容で、ウェットンは最終組曲(笑)のパート1とパート6でそれなりのヴォーカルをとっている。
(追加:2001年2月25日)

 

The Fox Lies ・ A Tribute To Genesis

  1. Can Utility And The Coastliners
  2. Carpet Crawlers
  3. Los Endos
  4. Your Own Special Way 
  5. In The Beginning
  6. Visions Of Angels
  7. Return Of The Giant Hogweed
  8. Dancing With The Moonlight Knight
  9. Cinema Show
  10. Broadway Melody Of 1974
  11. The Waiting Room

Your Own Special Way ” は、ヴォーカルとキーボードのみでアレンジされている。
「 John Wetton 」とのみクレジットされているため、ウェットンが演奏にどこまで関与しているかは不明。 原曲のAOR臭を増長させたような唄い方で、面白みは感じられない。
(追加:2000年2月10日)
(更新:2006年2月10日)

 

1999

Drivers Eyes : Ian McDonald

  1. Overture
  2. In Your Hands
  3. You Are A Part Of Me
  4. Sax Fifth Avenue
  5. Forever And Ever [ co-writes ]
  6. Saturday Night In Tokyo
  7. Hawaii
  8. Straight Back To You
  9. If I Was
  10. Demimonde
  11. Let There Be Light

Vocal, Backing Vocal

イアン・マクドナルドのファースト・ソロ・アルバムにおいて、ウェットンは1曲ヴォーカルをとっている。 マクドナルド自身が明確な方向性を示すことができなかったために中途半端に終わっているのが残念。 ウェットンのヴォーカルもとりたてて素晴らしいわけではない。
マクドナルドのフルートとウェットンのヴォーカルが絡むパターンも、スティーブ・ハケットの来日時に実現しており、新鮮味もあまりない。

 

Live At The Sun Plaza Tokyo 1999 : John Wetton

  1. The Circle Of St. Giles [ writes ]
  2. The Last Things On My Mind [ co-writes ]
  3. Sole Survivor [ co-writes ]
  4. Battle Lines [ co-writes ]
  5. Book Of Saturday [ co-writes ]
  6. Martin Orford's Solo
  7. Emma [ writes ]
  8. The Smile Has Left Your Eyes [ writes ]
  9. Hold Me Now [ co-writes ]
  10. The Night Watch [ co-writes ]
  11. Only Time Will Tell [ co-writes ]
  12. In The Dead Of Night [ co-writes ]
  1. Easy Money [ co-writes ]
  2. After All [ co-writes ]
  3. Rendezvous 6:02 [ co-writes ]
  4. Time Again [ co-writes ]
  5. After All [ co-writes ]
  6. Starless [ co-writes ]
  7. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  8. Don't Cry [ co-writes ]

Lead vocal, Fernandes bass, Yairi acoustic, 12-string, grand piano

ウェットンの8枚目のライブ・アルバムは、” Time Again ” の初収録がありましたね、程度のことしか思いつかない程見事なまでの没個性作品。
本当にこんな粗製アルバムがウェットンの金銭問題を解決するほどの売れているのであろうか? ウェットンの意思に関係なくリリースされ、かつウェットンにその売上がしっかりと支払われているのか、とさえ疑問が残る。
ブリブリバリバリとベースを弾きまくる作品、あるいは超ド級のポップ・アルバムをウェットンに作って欲しい。 どちらかにしろとは言わない、どちらでも良いからウェットンここにあり、といった作品を作って欲しい。 多くの難関があるかもしれないが、ウェットンには是非がんばって欲しい。 
(追加:2001年1月10日)

 

Darktown : Steve Hackett

  1. Omega Metallicus
  2. Darktown
  3. Man Overboad
  4. The Gold Age Of System
  5. Days Of Long Ago
  6. Dreaming With Open Eyes
  7. Twice Around The Sun
  8. Rise Again
  9. Jane Austen's Door
  10. Darktown Riot
  11. In Memoriam 
    Bonus Tracks
  12. The Well At The World's End
  13. Comin' Home To The Blues

Bass Samples

安易なライブ・アルバムの乱発、ボーカリスとしてのセッション的参加の繰り返しによって、ベーシストとしての認識をほとんどされていない状態にとどめを刺すかのように、ついに盟友ハケットからもサンプルしたベースを利用される始末。
「この扱いはないだろう!」と思う反面、ベーシスト・ウェットンに対しての客観的評価能力からハケットの現役度の高さを伺うことができるアルバム。
ブリブリとうなるウェットンのベースがもう一度聴きたい。 「ベースを担いだ渡り鳥」などと揶揄されながらバンドを渡り歩いていた頃のウェットンの方が好きだ。

 

The Sky Goes All The Way Home

CD Two
    13. Adagietto [ writes ] ; John Wetton 

All instruments

フリップも参加しているチャリティ・アルバムでのウェットンは、荘厳なまでのキーボードの洪水。 アルバムの主旨にはマッチしているのかもしれないが、ここに至ってはギターもベースもヴォーカルもない。

 

Encores, Legends & Paradox ・ A Tribute To The Music Of ELP

  1. Karn Evil 9 1st. Impression
  2. Bitches Crystal [ Vocals ]
  3. Toccata
  4. Knife Edge
  5. A Time And A Place
  6. Hoedown
  7. The Sheriff [ Vocals ]
  8. The Endless Enigma
  9. The Barbarian
  10. Tarkus

John Wetton - Vocals ( 2,7 )
Pat Mastelotto - Acoustic and Electric Drums and Percussion ( 2, 3 )

レイクの曲をウェットンに唄わせる、というのはいかがなものであろうか。
たしかにクリムゾン時代において ” 21st Century Schizoid Man ” や ” Cat Food ” を唄った経験はあるものの、2曲ともレイクのナンバーというより、クリムゾンのナンバーとして認知されている。 「プログレ界の唄えるベーシスト」という点では全く被ってしまうレイクのナンバーを唄わせるという発想は遠慮してもらいたかった。
ま、ウェットンが断ればいいだけの話なんだけど。
(追加:2000年2月10日)
(更新:2006年2月10日)

 

2000

The Very Best Of Asia - Heat Of The Moment ( 1982-1990 ) : ASIA

  1. Heat Of The Moment [ co-writes ]
  2. Only Time Will Tell [ co-writes ]
  3. Sole Survivor [ co-writes ]
  4. Time Again [ co-writes ]
  5. Wildest Dream [ co-writes ]
  6. Here Comes The Feeling [ co-writes ]
  7. Don't Cry [ co-writes ]
  8. Day Light [ co-writes ]
  9. The Smile Has Left Your Eyes [ writes ]
  10. Lying To Yourself [ co-writes ]
  11. The Heat Goes On [ co-writes ]
  12. Never In A Million Years [ co-writes ]
  13. Open Your Eyes [ co-writes ]
  14. Go [ co-writes ]
  15. Voice Of America [ co-writes ]
  16. Too Late [ co-writes ]
  17. Days Like These
  18. Ride Easy [ co-writes ]

突如リリースされたウェットン在籍時のエイジアのベスト・アルバム。
『 Now & Then 』 が活動再開を意図してリリースされたものであったことを踏まえると多少寂しい気もするが、選曲については文句無しにベスト。 しかもシングル・バージョン ( ” Sole Survivor ”、” Here Comes The Feeling ”、” Don't Cry ” )とシングルB面 ( ” Day Light ”、” Lying To Yourself ”、” Ride Easy ” ) も収録されており、高い金払って新宿で購入した私のシングルはどうなるの、と思わず文句を言いたくなるほどの至れり尽くせりの選曲。
ウェットンが今のソロでエイジアの曲を演奏してライブ・テイクをリリースするのは気にくわないが、このアルバムは好きだ。 ただ売れそうもないのが残念だけどね。
(追加:2000年6月25日)

 

Welcome To Heaven : John Wetton

  1. Heart Of Darkness [ co-writes ]
  2. Say It Ain't So [ co-writes ]
  3. No Ordinary Miracle [ co-writes ]
  4. Where Do We Go From Here? [ co-writes ]
  5. E-SCAPE [ co-writes ]
  6. Another Twist Of The Knife [ co-writes ]
  7. Silently [ co-writes ]
  8. Before Your Eyes [ co-writes ]
  9. Second Best [ co-writes ]
  10. Real World [ co-writes ]
  11. Love Is ( Japanese bonus track ) [ co-writes ]
  12. Space and Time ( Japanese bonus track ) [ co-writes ]

Vocals, 12-string guitar, bass guitar, keyboards, Bass, Rikenbaker bass

ウェットン3年振りのスタジオ・レコーディングによるソロ・アルバム。
『 Battle Lines 』、『 Arkangle 』 に続く3部作の完結編、とは謳っているものの、後付けの思いつきと思われる。
アルバム前半のポップスは中途半端ながらも楽しむことができるが、、後半のバラード・セクションはちょっとつらい。 バラードの曲数を減らして、かつアルバムの中にちりばめていたら、もう少し聴きやすくなったと思う。 とは言え、個人的には 『 Arkangle 』 より楽しむことができた。
フリップとマクドナルド参加の ” E-SCAPE ” と、リンゴ・スターと共作してハケットが参加している ” Real World ” がウリなんだろうけど、正直なところ2曲とも地味。 また、ボーナス・トラックは残念ながら没テイク。
(追加:2000年12月25日)

 

Live In The Hood / Qango

  1. Excerpt from ' Fanfare '
    Time Again [ co-writes ]
  2. Sole Survivor [ co-writes ]
  3. Bitches Crystal
  4. DK Solo
  5. All Along The Watchtower
  6. The Last One Home [ co-writes ]
  7. JY Solo
  8. Hoedown
  9. Fanfare For The Common Man
  10. Heat Of The Moment [ co-writes ]

Lead Vocal, Bass, Guitar

1999年の 「 エイジアこけてウェットン単独公演 」時にウェットンが活動を明らかにしたクアンゴは、ウェットンとパーマーによるニュー・バンドなどでは決してなく、ウェットン・バンドにパーマーが客演してELPの曲も演奏するようになりました、程度のもの。 ウェットンに昔程のベースの演奏能力がないこと、声が出ないことは既に明らかなことなのだが、パーマーのドラムもここまでノリが悪くなっているとは正直驚きものである。 これをウェットンの影響とまではいいたくないけどね。
クアンゴのスタジオ・アルバムは果たしてリリースされるのであろうか? このまま日本公演、アコースティック・バージョンと10枚位のライヴ・アルバムがリリースされたあげくに、スタジオ・レコーディングないまま自然消滅しそうな気がする...
(追加:2000年8月10日)
一応3年たったので律儀に記載しておきます。 幸いなことにライヴ・アルバムは乱発されていませんが、想像通りスタジオ・レコーディングも行われていません。
(追加:2003年8月10日)

 

Classical Music and Popular Songs : Martin Orford

  1. The Field of Fallen Angel
  2. A Part of Me [ Lead and backing vocals ]
  3. Quilmes
  4. The Days of Our Lives
  5. Fusion
  6. The Final Solution
  7. The Picnic
  8. The Overload
  9. Tatras
  10. Evensong

現ウェットン・バンドでキーボードを担当しているマーティン・オーフォードのソロ・アルバムに、IQやジャディスといったなんだかよくわからないマーティン・オーフォードのバンドのメンバーとともにウェットンは律儀に参加、どうでも良いような曲で、どうでも良いヴォーカルを担当している。
アルバムの出来具合自体についてはコメントしにくいが、IQやジャスディスというバンドをよくわからないままでいても人生全く問題なく過ごせる、とだけは言い切ることができる。
” Quilmes ” や ” Tatras ” は、ウェットンのライヴでも演奏され、ライヴ・アルバムにも収録されている曲。
(追加:2001年1月10日)