21st Century Schizoid Man including Mirrors ( Fripp-McDonald-Lake-Giles-Sinfield
) /21世紀のスキッツォイド・マン(インクルーディング:ミラーズ)
I Talk To The Wind ( McDonald-Sinfield ) / 風に語りて
Epitaph including March For No Reason and Tomorrow And Tomorrow ( Fripp-McDonald-Lake-Giles-Sinfield
) / エピタフ(墓碑銘) (a)理由なき行進 (b)明日又明日
Moonchild including The Dream and The Illusion ( Fripp-McDonald-Lake-Giles-Sinfield
) /ムーンチャイルド (a)ドリーム (b)幻想
The Court Of The Crimson King including The Return Of The Fire Witch and
The Dance Of The Puppets ( McDonald-Sinfield ) / クリムゾン・キングの宮殿 (a)帰ってきた魔女 (b)あやつり人形の踊り
Robert Fripp - guitar
Ian McDonald - reeds, woodwind, vives, keyboards, mellotron, vocals
Greg Lake - bass guitar, lead vocals
Michael Giles - drums, percussion, vocals
Peter Sinfield - words and illumination
Produced by King Crimson
前身のバンド、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップからベースのピーター・ジャイルズ、ヴォーカルのジュディ・ダイブルの脱退、ベース&ヴォーカルのグレッグ・レイクの加入、ムーディー・ブルースのプロデューサーであるトニー・クラークによるレコーディングの失敗等、多くの問題をクリアしながら難産の上リリースされたクリムゾンの記念すべきアルバム。 「
A Observation by King Crimson 」
という挑発的なサブ・タイトルつけられている。
キング・クリムゾンの名でスピーク・イージーのステージに立ったのが4月9日、それから6ヶ月後の10月10日にタイトル曲をAB面に分けて収録したシングルと同時発売されている。
” 21st Century Schizoid Man ”
は、リリースされてから30年たった今でもクリムゾンの代表曲と言って差し支えないはず。
多くの編集盤においてオミットされているイントロのノイズの後、ギターやサックスがオーバー・ダビングされた印象的なリフが続く。 イコライジングされたヴォーカル・パート、サックスによる強烈なリフ、歪みに歪んだギター・ソロ、凄まじいユニゾン・パート、やはり凄い曲です。
” I Talk To The Wind ”
は前曲から一転、フルートとメロトロンのデュオで始まるスロー・バラード。 フリップのギターはレス・ポールならではのウーマン・トーン。 イアン・マクドナルドのマルチ・プレイヤーぶりもさることながら、マイケル・ジャイルズによるメロディアスなドラムが素晴らしい。
タイトル・ナンバーである ” The Court Of The Crimson King
”
も、マクドナルドの嗜好が色濃く現れている作品。 ヴォーカルに絡むギターのアルペイジオ、メロディアスなドラム、フルート、そしてインスト・パートで活躍するメロトロン。 本曲は作曲家、アレンジャーとしてのマクドナルドにとっての最高傑作である。